千代田区・飯田橋サクラパーク野本歯科医院

　最新デジタル技術

口の中の型を取ってかぶせ物を製作する手法は日本でも60年近く研究を続けてきた方法で、現在では正確に再現された模型が作られ鋳造物が製作されています。しかし、かぶせ物も金属から、ジルコニアという材料が2006年に国内で認可され、当医院でも当初から導入し審美性や、生体安定性、強度に優れた材料であることを10年以上の経過を経験して感じております。これからは、口の中をスキャニングしてデジタルデータを読み取り、コンピューターソフトで設計し、CADCAMや３Dプリンタで製作するという手法が主流になります。取り組んでから5年間にわたり、学術誌や学会での発表や企業や講演会での講演など数十回行ってきましたが、最初は疑いや驚きの目で見られていましたが、今では多くの歯科医院で取り入れられてきました。2014年から取り入れた口腔内スキャナを用いたデジタル歯科治療の5年間の研究結果と臨床例を広く知っていただこうと2019年11月に、医歯薬出版より「31症例から学ぶ口腔内スキャナ徹底活用」という書籍を出版させていただきました。これからデジタル歯科治療を取り入れていこうと考えている歯科医師の皆さんには是非活用していただければ幸いです。